レクサスLMの買取相場|中古車価格の推移とグレード別相場

レクサスLMの買取相場をどう見るか

「レクサスLMの買取相場はいくらなのか?」と調べる人は多いと思います。

ただ、車の買取相場には株価のように誰が見ても同じになる厳密な指数があるわけではありません。実際の価格は、オークションの落札価格や中古車販売価格をはじめ、年式や走行距離、車両の状態など、さまざまな条件によって決まります。

リセールバリューについても、一般的に紹介されている「○○%」という数字は、一定の条件から算出した推定値です。新車価格を基準にするのか、実際の購入価格を基準にするのかなど、計算方法によって結果は変わります。メーカーオプションや値引き、下取りの有無などによっても実際の負担額は変わるため、あくまで一つの目安として見るのがよいでしょう。

そこで今回は、リセールバリューを一律の数字で評価するのではなく、カーセンサーに掲載されている中古車データをもとに、実際の市場価格がどのように推移しているのかを見ていきます。

中古車の価格は、需要と供給のほか、年式や走行距離、車両状態などによって変化します。同じレクサスLMでも条件によって価格は異なるため、現在の相場だけでなく、これまでの価格推移も合わせて見ることが重要です。

中古車市場から見るレクサスLMの相場

ここでは、カーセンサーに掲載されているレクサスLMの中古車データをもとに、市場価格の推移を確認していきます。

掲載価格は実際の買取価格や成約価格そのものではありませんが、現在どの程度の価格で中古車が流通しているのかを確認するための一つの指標になります。

※カーセンサー掲載車両のデータをもとに集計。掲載価格は販売店の提示価格であり、実際の買取価格・成約価格とは異なります。

追記:2025年10~12月のデータが欠損しておりグラフが伸びてしまっています。ご了承ください。

1500~2000万円位。新車小売価格に近い。

日本導入後のレクサスLM

日本で正式導入される前から、香港などアジアの一部地域で販売されていたレクサスLMです。

日本では正規販売されていなかったため、並行輸入車として流通していた車両もあり、プレミアム価格で販売されているケースもありました。

その後、日本でも正式に導入され、現行世代のレクサスLMが販売されています。

2023年10月に国内仕様が発表され、発売は12月。国内導入時はLM500h EXECUTIVEのみで、車両価格は2,000万円でした。

登場直後には、新車価格を上回る価格帯で販売されている中古車も見られました。

その後、2024年5月には6人乗りの「version L」が追加されました。

EXECUTIVEが後席の快適性や装備を重視した仕様なのに対し、version Lは6人乗りで、より幅広い用途に対応できるモデルです。

そのため、中古車市場ではversion Lの流通台数も増え、グレード構成の違いによってLM全体の平均価格にも変化が出てきます。

EXECUTIVEとversion Lでは新車価格がそもそも約500万円違います。現在の新車価格もEXECUTIVE 2,030万円、version L 1,520万円です。

どちらも2.4LハイブリッドターボエンジンとAWDを採用しています。

レクサス公式サイト
https://lexus.jp/models/lm/

EXECUTIVEの価格推移

出始めはかなり高い。新車価格を上回る。エグゼクティブはいわゆる運転手付きのような区切りのある車なので使い勝手はやや落ちるか。

version Lの価格推移

台数も増えてくると落ち着いてくるも価格は高めを維持。

※レクサスLMにはメーカーオプションやモデリスタなどの装備による価格差もあるため、同じグレードだからといって同じ価格になるわけではありません。

※走行距離、年式、ボディカラー、装備、車両状態などによっても価格は変わるため、グレードだけで中古車価格を判断することはできません。

2026年3月12日に一部改良

2026年3月12日には一部改良が発表され、4月1日に発売されました。EXECUTIVEのスライドドアウェルカムイルミネーションをはじめ、USB Type-Cの出力向上やロードノイズ低減など、快適性や利便性を高める改良が行われています。

今後の中古車相場を見るうえでは、この改良による価格差だけでなく、流通台数や年式の経過にも注目する必要があります。

そのため、中古車相場についても、フルモデルチェンジのように大きく変化するというより、今後の流通台数や年式の経過とともに徐々に変化していくと考えられます。

レクサスLMの買取査定について

レクサスLMはアルファードなどより上位に位置するラグジュアリーミニバンで、後席の快適性を重視したモデルです。そのため、中古車市場でも一定の需要が見込まれる車種です。

また、法人での利用やリース、買い替えなどによって、導入から数年経過した車両が中古車市場に流通してくる可能性もあります。

今後は流通台数の増加や年式の経過によって、中古車相場も変化していくと考えられます。特にLMはグレードや走行距離、装備などによる価格差も大きいため、単純に「LM全体の相場」だけで判断するのではなく、条件ごとの価格推移を見ることも重要です。

そのため、売却についても購入についても、相場だけを理由にタイミングを急いで決める必要はなく、自分のタイミングで検討してよい車でしょう。

ネットでは「リセール暴落」などと煽るようなタイトルやサムネイルも見かけると思います。

ただ、レクサスLMも基本的には中古車です。

一部の特殊な時期を除き、購入した価格より高く売れることを前提に考えるものではなく、年式が進み、走行距離が増えれば価格が下がっていくのは自然なことです。

過去には、コロナ禍のランドクルーザーやFL5型シビック TYPE Rのように、新車価格を上回る価格で中古車が流通する特殊な状況もありました。

しかし、それらと比較して「LMのリセールが暴落した」と単純に判断するのは適切ではありません。

低走行で状態の良い車両については、年式が進んだ現在でも一定の価格帯で流通しています。