中古車もでてきて価格もやや落ち着いて来たレクサスLMを調べてみた

やや落ち着いて来たレクサスLM?

※カーセンサーより(2025 8月価格安く順)

新車価格 約1500~2000万円
中古車価格/販売台数と比べる台数が増え、落ち着いてきたと思われるレクサスLMの価格。

登場当初は2000万円超の超高額車でしたが、6人乗りバージョンLが追加され、今では中古車市場に少しずつ流通し始めています。
今がまさに“売り時・買い時”かもしれません。

大きくは下がっていない物のさすがに登場よりは下がっています。

さすがにエグゼクティブは運転手さん付きという車両なのでバージョンLがねらい目ですかね?

レクサスLM概要

数年前、日本での販売がなく1800万円を超えるという高価格で中国や香港をはじめとしたアジアで販売されているレクサスLM。
ラグジュアリームーバーとして、都市部での優雅な移動を演出するミニバンとして個性があり一部で人気がありました。

2025年は、中国でのEVへの転換などがあり、デンツァD9などが登場しており、ハイブリッド車のLMはやや過去の物になってしまうのか?感もありますが、一方日本では2023~2024の冬にかけて「エグゼクティブ」グレードが登場しました。

レクサスLMエグゼクティブ

価格は、2000万円!

いくらラグジュアリーとはいえ、トヨタ・レクサスのラインナップで見てもかなり高い部類の車両です。
2000GTやレクサスLFAはもっと高いですが、量産車両では高級&高額です。

エグゼクティブはコンセプトを体現するような広めなスペースで4人乗り。
アルファード譲りのキャプテンシートに革張りで、中央セパレート部には大型ディスプレイが目立ちます。

完全に、ファミリーで所有して運転するものではなく、VIPを載せる「業務用感」のある車両ではありますね。

レクサスLM バージョンL追加

そんなレクサスLMでしたが、ようやく6人乗りの「バージョンL」が2024年6月に追加され、デイリーユーズとしても使えそうなグレードが登場しました。

言わずもがな、日本では高級車ミニバン アルファードが非常に人気で、販売台数は2024年だけでも約79,374台もあるそうです。

モデルチェンジもあり、ハイブリッドにフルタイム4WDやエグゼクティブラウンジなどグレードと価格が幅広いのもあるでしょうが、近年は残価設定クレジットローンなどもあり、人気からリセールバリューが高く利用しやすい車両としても人気がありますね。

デザイン

画像引用:レクサス公式

そんなアルファードの上位に位置すると思われる、レクサスLMは日本上陸に合わせて、モデルチェンジもありフロントフェイスも一新されています。

未来のコンセプトカー感もあり、アルファードや姉妹車のヴェルファイアとも一線を画すデザインです。
海外展開されていたモデルはスピンドルグリルでしたが、2代目は独自の路線も取っているようですね。

サイズはやはり大きく 全長 5,125 mm x 全幅 1,890 mm x 全高 1,955 mm だそうです。

エンジンは2.4 L 直列4気筒+ハイブリッド

ホイールは19インチが基本(17インチもあり)

https://lexus.jp/models/lm/features/exterior/

走る車ではないので、安定性や静粛性が重要とは思います。

カラー設定は、

ソニッククォーツ(白)
ソニックチタニウム(グレーブラウン)
グラファイトブラックガラスフレーク(黒)
ソニックアゲート(エンジ?)

があるそうです。
(もはや文字だけでは何色かわかりませんが)

街中で見かけるのはホワイトが多い気がしますね。

内装

次は、重要なのは内装ですね。

やはり余裕を持てる広さは必要なので前席+2列 6人乗りです。
アルファードでは上位エグゼクティブラウンジは革張りですが、LMは革張りが基本。

エアブラダー(空気袋)を膨張/収縮で乗員の全身(大腿部から背中まで)を押圧するリラクゼーション機能もあり。
余談ですが、新車価格の高騰は物価高要因もでかいですが結局、安全面と過去の機能全部乗せでどんどん増えて行くので高くなる面はあると思いますね。
(最近では2028年9月以降の車はアクセル踏み間違い防止機能義務化なんてことも言われています。)

レクサスLM 口コミも見てみましょう

https://review.kakaku.com/review/K0001530353/

「前両席には、後席ほどの快適性は備わっていない」

運転を楽しむというより乗る人をもてなす車ですので、そのあたりはまだ「業務感」はある車なのか。

「LXとは別の存在感があり上品さは優っている」

もちろんオフロードSUVのLXとはコンセプトが違いますね。都市部をラグジュアリーにムーブする乗り物です。

「細部の出来上がりから質感、見えないボディの剛性、サスペンションの造り」

アルファード、ヴェルファイアとは一線を画し質感。まぁ、そりゃそうですね。価格も違いますし、上位に当たるラグジュアリーブランドがレクサスで、そのミニバンですから。
技術的面は応用されているとはいえ、設えは「仕上げてある」のでしょう。

「通勤に使ってリッター8ぐらい」

サイズも車重もあるため、さすがに燃費はいいとは言えませんね。
レクサスLXやベンツのGクラスなどと同じで高級車で燃費を気にする車ではないという感じでしょうか。
ただ、アメ車の大型SUVと比べれば燃費は比較的良いになるので、日本車がアドバンテージを取れるポイントではありますね。

「アルヴェルの様に町中にあふれるという事がないと思います」

意外と高級車で大事なのはこの点ですね。
上記の「残クレアルファード」・・・という言葉がネットで一部流行ったように、それらとは一線を画すのはLMにはなります。

最近の市場動向

・2024年~2025年初頭にかけて、中古車市場でも出回り始める
・販売台数は限られているが、数が増えてきたことで価格はやや調整傾向に
・特に「バージョンL」は比較的入手しやすくなりつつある

アルファードは工場増産体制まで取られ、まだまだ売る気満々です。
市場に台数が増えれば、もちろんリセールバリューも落ちてしまいますね。

ただ、トヨタとしては残クレやリースとして金融商品として金利が入って来れば良しなのでしょう。

さらに話は脱線しますが、TOYOTAのサブスクKINTOが黒字化というニュースもありましたね。
身近にあまり利用している人は見かけないのですが、法人などなのでしょうか。

メンテナンス費も考えなくてよく、新しいいろいろな車に乗れるので場面に応じては良いサービスなのでしょう。
またトヨタ本体がやっているので安心感もあります。

昔は高級車というと、ベンツSクラスやロールスロイスなどのセダンが思い起こされましたが、現在はSUVが主流に。
日本では元は日産エルグランドからトヨタのアルファードと高級ミニバンがそのポジションですね。

一応新型クラウンやセンチュリー、レクサスLSもありますが。

そのミニバンの中で最上級なのがLMであり、日本市場にもマッチしているのでお金持ちなら1台くらい持っていても良さそうです^^;

AIに聞いたレクサスLM「売り時」「買い時」


売りたい人向け:

高級ミニバンの中でも希少性が高く、買取ニーズが強い
新車価格が高いため、今でも高価査定が可能
アルファード増産により差別化価値が再評価される可能性あり

買いたい人向け:

少しずつ中古価格が落ち着いてきた
デイリーユースできる6人乗り「バージョンL」の登場
アルファードでは得られない「所有満足感」や希少性が魅力