レクサス車検費用について

レクサス車検費用について

レクサスの車検費用をグーグル検索に入力してみると、

レクサス 車検 高い理由
レクサス車検 ディーラー以外

などのサジェストキーワードが表示されます。

「高い」とありますね。
「ディーラー以外」というのも少しでも安くという意味合いでの検索でしょう。

レクサスが国産車とは言え、高級車ブランドであるので普通に考えればよいパーツを選び仕上げられている車と思います。
一般的なTOYOTA車よりレクサスのほうが高くなるのは一般的な考えでしょう。

今回は、レクサスの車検費用について調べてみたいと思います。

レクサスの車検費用は?

車検は新車時から3年、その後は2年ごとに車の所有や基本的な安全を確保するために点検する国から義務付けられた制度です。

車両重量税、自賠責保険、印紙代(法定費用)を同時に納め、車検点検とそれに応じたパーツの交換などを行うのが一連の流れです。

車検費用は、車両重量税、自賠責保険、印紙代 + 点検料、検査料や代行料、パーツ代金、消耗品、交換工賃、その他サービス料 ですので、受けるところによって変わってきます。

レクサスの特徴と車検

車検項目を満たせば、ユーザー車検でも法定費用と登録・検査手数料(※登録検査料一覧)を払えば通せる物です。

ですが、現在の車検点検は項目以外でも対応しないといけない範囲が広がっており、中でもOBD検査という電子制御装置の有無に対応する検査も必要になっています

※OBD(オンボード診断)検査は、車両の電子制御装置を検査し、車の状態をチェックするプロセスです。車両に不具合があれば、エラーメッセージが表示されます。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_OBD.html

近年の車は、車両のエラーをチェックランプなどで知らせてくれますが、このアラートを消す対応をするにはどうしてもディーラーなどでの整備が必要になります。

Techstream(トヨタ純正診断機)やマキシスなどの汎用テスター機器をそろえる、ディーラー以外の整備工場でも対応できることはありますが、レクサスの場合各種ソフトウェアの更新などがからみ、やはりディーラー対応が一般的です。

近年の自動車はコンピューター制御が当たり前になっておりどのメーカーでも電子化が進んでいますね。
なんでもディーラー入庫が必要になり、昔のようにガレージで車の整備をするということができなくなっており「修理できる権利」ということも欧州では言われていますが、日本ではあまり聞いたことがないですね。

レクサスの中古車で、できる範囲は民間整備工場で。できないところはディーラーにというやや手間のかかる状態ではあります。

レクサスの保証

新車の場合は、レクサスのメーカー保証があり、新車登録(初度登録日)から5年間または走行距離10万km以内、保証書の内容に基づき無料で修理が可能です。

LEXUS TOTAL CARE

“レクサスは、生産から輸送、納車前検査の各工程で、入念な品質チェックを実施したお車をオーナー様にお渡しします。
万一の不具合が生じた場合、初度登録日から5年間、走行距離10万km以内なら、保証書の内容に基づき無料で修理を行います。
万全の長期保証で、いつも安心のカーライフをサポートします。”

https://lexus.jp/ltc/service/warranty/

一般保証は3年ですが、レクサスは5年と長いこともブランドに対する信頼性も上がっていますね。

LCMP(レクサスケアメンテナンスプログラム)

https://lexus.jp/ltc/service/lcmp/

レクサストータルケアの中に、「レクサスケアメンテナンスプログラム」というサービスが付帯しています。
ちょっとややこしいですが、初度登録日から3年間、点検およびメンテナンスを無料で行います。

点検と項目にある消耗品交換ができます。
G-Linkの更新も3年間無料です。
詳細はこちら
https://factory.kinto-jp.com/magazine/K20250529-12/

レクサス保証メモ

1.LEXUS TOTAL CARE(レクサストータルケア)

これは、レクサス車を所有しているオーナーに提供される、全体的なアフターサービスやサポートを含むプログラムの総称です。例えば、保証サービスやロードサービス、24時間対応のカスタマーサポートなどが含まれます。車両のトラブルや故障に対して迅速に対応することを目指しており、車両購入後の安心感を提供します。

2.LCMP(レクサスケアメンテナンスプログラム)

LCMPは、特にメンテナンスに焦点を当てたプログラムで、定期的な点検やメンテナンスのサービスが組み込まれています。このプログラムでは、車両の定期点検、消耗品の交換(オイルやフィルターなど)、その他の予防的なメンテナンスが含まれ、所有者が車両をベストな状態で保つためのサポートを提供します。

3.G-link

“G-Linkは、お車とネットワークがつながることでお客様とお車の安心・安全を守り、
快適なドライブをお届けする先進のサービスです。”

https://lexus.jp/ltc/g-link/

G-Linkとその簡易版のG-Link Liteがあります。Liteの方は簡易版で基本的な機能のみで機能が制限されています。(盗難車両追跡がない等)

レクサスの車検費用が高いのは車検費用に加え、地図などのソフトウェアアップデートも費用がかかるのでこの点もレクサスの車検費用が高くなる一面とは思います。

レクサス車検費用シミュレーション

自賠責保険:約1万5千円(車種により若干異なる)
重量税:約3万円(車両の重量によって異なる)
検査手数料:約1,000円(ディーラー、指定工場)

点検料目安

オイル交換:約5,000円~1万円(エンジンオイルやオイルフィルターの交換)
ブレーキパッド交換:約1万円~2万円(交換が必要な場合)
タイヤ交換:約5万円~10万円(タイヤの状態によります。レクサスLSは高級車なので高品質なタイヤが必要になります)
その他の消耗品: バッテリー交換(約1万円〜2万円)、エアフィルター(約5千円~1万円)など

エンジン系パーツ:10万円以上(部品と工賃)
トランスミッションの修理:20万円以上(症状による)
足回り系(サスペンションなど):5万円~10万円

当然スタッドレスタイヤなども入ればさらに高くなりますね。

Gリンクなどのシステムアップデート 数万

結果的にはレクサス車検費用は高め

初回車検はほぼ法定費用と思います。
保証終了後は約10~25万円くらいでしょうか。

同じく高級車のポルシェやBMWと比べるとレクサスのほうが故障率も低いと思われますが、乗り方によって走行距離も変わってきますね。

レクサスでもLXは重量も排気量もトップクラスなのでそもそも維持費も全く違います。
一方CTやLBXはそこまで高くならないでしょう。

安いか高いかと言ったら、やはり「高い」のが高級車であるレクサスですね。

画像引用:https://www.peakpx.com/en/hd-wallpaper-desktop-epksl